日本通信が1560円で3GBまで高速通信ができるMVNOサービス開始も、縛りが色々キツめ

公開日: : MVNOサービス

日本通信が3GBまで速度制限なく利用でき、月額1560円(税込1638円)で使えるMVNOサービス「b-mobile 4G WiFi3 Happyパッケージ」を販売するようです。
速度制限がかかる通信量が3GBと、これまでのMVNOサービスに比べると通信量が多く、なおかつ1560円で済ませられるというとても安いサービスになっています。本家のdocomoでもデータプランにおいて3GBまでの通信量を高速通信が可能なプランが用意されていますが、こちらは月額3980円となるため、日本通信が今回だしてきたプランの安さが際立つ内容になっています。

3GBで1560円は、おそらくこれまでのMVNOの格安SIMの中では、最もコスパのいい内容になるかと思いますが、残念なことにこの3GBまでのb-mobile 4G WiFi3 Happyパッケージパッケージには色々な縛りがついてくるようです。人によってはこの縛りは不要と感じるものになっていますので、注意点を紹介しておきたいと思います。

 

23715円のルーターセット

この3GBまで通信可能な契約内容ですが、まず一つの縛りとして23715円のWi-Fiルーターをセットで購入しなければならないということです。これまではSIMのみの販売が一般的でした。SIMのみを購入・契約して白ロムスマートフォンやルーターに入れて利用するというのが主なやり方で、スマホやルーターは自分の好きなものを用意するものでした。
それが今回はSIM単独での販売はされず、Wi-Fiルーターとセットで購入することで、3GBまで速度制限がないプランで使えるというやり方になっています。そのため、初期費用としてルーター代の23715円が必要になってしまうという形になります。
通常のSIMのみのMVNOサービスですと、初期費用は3150円が相場であるため、いくらWi-Fiルーター付きといっても高すぎると言えるでしょう。

 

指定ルーター以外に使うと、200kbpsに制限される

さらに、今回のサービスは、いわゆるIMEI制限がされており、付属の2万円するWi-Fiルーター以外の機器にSIMを差して使おうとしても、IMEIでSIMの通信が管理されているため、使えはするものの速度制限がされてしまいます。
今回発売されたWi-FiルーターとこのSIMのセットは、このセット以外の組み合わせで使うと、例えば3GBの通信量が丸々残っていても、通信速度は常時200kbpsに制限されます。なのでSIMだけ有効的に使おうと思っても、異なるルーターに使った時点で200kbpsという低速にされてしまいます。
例えこのWi-Fiルーターが気に入らなかったりしても、別の白ロムルーターやスマートフォンで使うという方法が取れないのです。このMVNO SIMのサービスを享受したい場合は、どんなに気に入らなくてもこのルーターとセットで使わないと、ただの低速回線になってしまうというわけです。

 

GL04PとOCNなどのほうが使い回しはいい

このようにこのSIMには初期費用が2万円を超える料金がかかってしまうのと、特定のWi-Fiルーターでしかその速度が維持できないという、MVNOの格安SIMサービスとしては縛りがとてもキツイ内容になっています。
このようなキツイ内容に縛られるならば、1万円ちょっとでGL04Pの白ロムを購入し、OCNなどが展開している同じ料金のMVNOサービスを利用したほうが自由度もトータルコストも安くなるでしょう。OCNの場合は、1560円で2GBの通信量までしか使えませんが、GL04Pといったルーターやスマートフォンに差してもその速度は変わらず、使い回しや取り扱いの幅は広くなっています。

 

今回の日本通信が展開したサービスは確かに料金面や速度面での満足度は高いサービスではあるものの、その分自由度が低くトータルコストが高くなってしまい、気に入らなかった時は高くついてしまうサービスになっています。
買ったあとにサービスに満足できなかった場合は、金銭面での後悔が大きくなるため、OCNなどのMVNOサービスとGL04PやGL06PのSIMフリールーターやSH06Eといったスマートフォンと自由に組み合わせが可能なサービスのほうが、個人的にはオススメしたいところです。

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