日本通信がIIJとOCNへの対抗プラン「プランI」、「プランN」を発表

公開日: : MVNOサービス

日本通信(b−mobile)が、新しいMVNOサービスを開始するようです。
日本通信といえば、MVNOサービスにおける草分け的な存在でした。同社の「イオンSIM」はこれまで高かった携帯キャリアのパケット料金を大きく値下げすることのできる魅力的なサービスと言えたでしょう。
ですが、MVNO事業の競争が激しくなって行く中で、日本通信はその影響力が次第に弱まって行きました。他社が日本通信と同等、あるいはそれ以上のプランを用意し出したのです。特にIIJとOCNは、MVNOサービス事業者の中でも最近とりわけその存在感が増していっているように思えます。魅力的でかつ多様なプランを用意し、それでいて非常に安定した通信を保った優れたサービスを提供してくれています。
この2社の存在で、その存在感がここ最近薄れていたかつてのトップMVNO事業者の日本通信ですが、2014年の新年早々この2社に対抗するプランをどかんと出してきています。

プラン名はある意味直球的な「月額定額プランI」と「月額定額プランN」です。どちらもIIJとOCNの会社名を意識したネーミングになっています。
今回はこのプランIとプランNの新しい日本通信のサービスについて紹介しましょう。

 

月600MBの高速通信、規制後も200kbpsの速度維持が可能なプランI

まずはIIJの対抗プランとなるプランIです。まずはIIJプランの特徴は以下の2つです。

  • 1ヶ月の間に500MB分の高速通信が可能
  • 高速通信分の通信量を使った後も、200kbpsの速度で通信可能

まず、プランIの特徴は、IIJが展開している基本プランよりもオトクにしてきたところにあります。IIJはこれまで945円で500MBまでの通信量を無料化、500MB超過後も200kbpsと比較的速い通信速度での通信を可能にしてきていました。普通のMVNOサービスの場合は、どこも無料の高速通信容量を超えると、100kbpsへと規制されてしまいますが、こちらの場合は200とおよそ倍のスピードを出してくれます。
規制後もそこそこの速度が出せるということで、IIJのSIMは高速通信の無料通信量が少なくても、高い人気を持っていました。

今回の日本通信が出してきた「プランI」はそうしたIIJの基本プランに対抗したものです。
対抗内容は以下の通りです。

  • 高速通信オプションを600MBに設定
  • 規制後も200kbpsの速度へ

対抗内容としては、高速通信が可能な通信量をIIJの500MBに対抗して600MBにしています。通信量としては100MBというのは動画を除けばかなり通信しないと達成しない容量ですので、これはかなり大きな増量になったと言えるでしょう。
規制後の速度が200kbpsとIIJと同じ速度でかわりはないですが、日本通信のその他のMVNOサービスの場合だと規制後はどれも100kbpsほどに制限されています。そうした中で200kbpsに合わせてきたというのは、日本通信内部においてはかなりの変化になるのではないでしょうか。

IIJの人気は規制後もそこそこ速度が出るということで、ストレスの少ない速度でネットが使えるという点が大きかった印象があります。今回日本通信が高速通信オプションの容量と規制後の速度を増量させたことで、IIJよりも優位に立っていると言えるでしょう。あとは帯域の安定性がIIJレベルになれば、IIJ側も対抗策を出してくる必要性に迫られるのではないでしょうか。

 

毎日40MBまで高速通信が可能なプランN

プランNはOCNモバイルOneの人気コースの対抗策です。
OCNモバイルOneのプランは以下のような内容です。

  • 毎日30MBの高速通信オプション通信量が手に入る
  • 規制されても200kbps

今MVNOサービスの中でも最も人気なのがOCNモバイルOneが980円で展開している、「日毎」に高速通信が可能な通信量が得られるコースです。日毎に得られる通信量は30MBです。アプリを大量にダウンロードしたりするのには適してはいませんが、普通のWebブラウジングなど、インターネットを毎日適度にスマホで楽しむという使い方をする場合は、最適なコースであると言えます。
30MBというと少なく感じる人もいるとおもいますが、1日に30MB分のインターネットを利用しようとすると、かなりのページを行き来しないと使いきれません(動画視聴は除く)。しかも、日毎につけられるため、例え高速通信が可能な通信量を超過しても、日を跨げばまた高速通信が可能なのです。ですので、月ごとに通信量が決まっているコースよりも、通信量を気にしなくていいので、精神的に楽になります。
しかもその日に規制されたとしても、速度はIIJ同様に200kbpsとMVNOサービスの中でも速い規制速度になっています。
日毎に30MBの高速通信が可能で、それでいて規制後も200kbps通信ができるということで、MVNOの中では最も人気の高いサービスになっています。

そんなOCNモバイルOneの対抗策として出されたプランNは次のような内容になっています。

  • 毎日40MBの高速通信オプション通信量が手に入る
  • 規制後も200kbps

OCNの30MBに対抗して40MBの高速通信オプションをつけてきました。1日における10MBの通信量というとWebサイトで30ページぐらいは開けることが可能でしょうか。OCNの容量よりも確実に余裕が増えているとおもいます。規制後の速度も対抗してきているため、40MB+200kbpsというのは1日で使う量としては必要十分な回線プランになるのかなとおもいます。

 

今回の日本通信の新プランはどれも対抗他社に十分太刀打ち出来る内容になっているとおもいます。特にプランNは使い方や実際の使い心地によっては、MVNOサービスの中でもトップレベルの内容になるかとおもいます。今後はこうした日本通信のプラン展開を見たIIjやOCNが対抗策を出してくるのかどうかに注目がされるとおもいます。

関連記事

SIMロック解除ができるARROWS A 301Fは格安SIMも使えるSoftBank端末

現在、MVNOの格安SIMが使えるスマートフォンというのは、SIMフリー端末かdocomoから出てい

記事を読む

業界最強コスパの格安SIM「U-mobile*d」 1GBで680円も料金プランには罠アリで要注意

今や安くスマートフォンでインターネットをするのに定番となり始めているMVNOの格安SIM。 多くの

記事を読む

MNP弾になるMVNO回線について(スマホ電話SIM、So-netモバイルLTE+Talk、みおふぉん)

MVNOの格安SIMの中には、音声通話に対応したプランが含まれています。 各社現在はdocomo網

記事を読む

auスマートフォンで格安SIMは使えない/SIMフリースマホはau回線では使えない

格安SIMに興味をもっているけど、その仕組みについては詳しくないという方もいるとおもいます。 MV

記事を読む

MVNOの格安SIMにも使えるオススメのモバイルWi-Fiルーター

今回は安くて性能のいいルーターを紹介したいとおもいます。 最近はMVNOの格安SIMサービスが

記事を読む

日本通信が1560円で3GBまで高速通信ができるMVNOサービス開始も、縛りが色々キツめ

日本通信が3GBまで速度制限なく利用でき、月額1560円(税込1638円)で使えるMVNOサービス「

記事を読む

ビックカメラが買い切りのプリペイドデータ回線を3980円で発売!3ヶ月間500MBの通信量まで使える

ビックカメラが21日から新しい格安SIMを発売するそうです。 これまでの月額契約が必要だった格安S

記事を読む

OCNモバイルONEが050plus&OCN光回線との連動キャンペーンを開始

OCNモバイルONEが格安SIM界での競争力を上げるために、関連サービスとの連動キャンペーンを開始す

記事を読む

MR03LNとOCNモバイルOneのセット販売が安い!2万2785円でモバイルWi-Fiルーター本体とSIMカードがセットに

格安SIMと高性能ルーターのセットがかなり安い価格で売られています。 現在、国内のSIMフリールー

記事を読む

IIJが音声通話付き格安SIM「みおふぉん」を発表!基本料1995円+通話料から、全プラン1GB以上の無料高速通信容量付き

IIJmioがこれまで日本通信とSo-netが展開していた、格安MVNO通信+音声通話を一つのSIM

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

高性能スマホの白ロムが安い 「SC-02F,SO-02F,SH-01F」が3万円台

docomoから発売されている2013年最新冬モデルのスマートフォンが

auのMVNO格安SIM「mineo」に対応した白ロムを2万5000円以下の値段でピックアップ

auのMVNOがケイ・オプティから始まりました。その名も「mineo」

SIMロック解除ができるARROWS A 301Fは格安SIMも使えるSoftBank端末

現在、MVNOの格安SIMが使えるスマートフォンというのは、SIMフリ

L-05EとSH-07Eの白ロムが3万円以下に!ハイスペック5インチ未満の小型スマートフォン

  これまでの白ロムスマートフォンのおすすめ端末は、ハ

G2ベース(L-01F/LGL22/NEXUS5)のスマホが2014年前半の白ロム界の買い端末!

2014年前半に良い白ロムスマートフォンを購入しようとした場合、最高の

→もっと見る

PAGE TOP ↑